訪問診療の軒数を増やすにはどのようにすれば増えるのか?

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訪問診療の軒数を増やすにはどのようにすれば増えるのか?

気概を持ちたいのだ。ナウ

2018/10/23 訪問診療の軒数を増やすにはどのようにすれば増えるのか?

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現在の医療収入は大きく3つの部門から成り立っています。

1.外来診療収入

2.在宅診療収入

3.自由診療

また、今後の人口動向から調剤薬局の世界では、外来患者の

処方箋が徐々に減少していくなかで、増加していく在宅医

からの処方箋の確保に動き始めています。

 

クリニック側としても高齢化していく外来患者さんが通院

困難な状況に変化していく中で、在宅療養支援診療所の

届出の有無にかかわらず、在宅診療も視野に入れざるを

得ないかと考えます。

 

そこで、今回テーマの在宅診療の軒数を積極的に増やす方法

について考えてみます。

まず、次のような行動がまず必要です。

 

1.近隣病院の地域連携室に院長が自ら訪問して挨拶をする。

2.訪問看護ステーション、ケアプランセンターなどの各種

介護事業所への訪問挨拶

3.周辺地区の所在する介護福祉施設への訪問挨拶

から始めます。

そこで、地区の訪問医療についていろいろな情報が取得

できます。

 

上記の1.では地域連携室への挨拶を含めて、日頃患者紹介

されている担当医の方や看護部長の方と挨拶もされること

が大事です。

相互にとって患者紹介はするけど文書とのやり取りだけで、

先生同士の顔が見えるのと見えないのとは病院の勤務医さん

からすると自宅等の復帰の際の在宅診療の紹介頻度も変わる

のも実情です。

また、上記2.と3.はその事業所や施設の対応に温度差がある

ので、積極的な対応をしている所に重点的な交流をすること

で、そこから信頼関係を作ることから始めることが重要かと

思われます。

 

また、患者さん本人やその家族から施設の入所相談に際して

経済負担も加味してその施設に紹介することも気に留めて

おくことも大事なことと思われます。

 

特に在宅診療を展開開始時に、ある医療機関に提案したこ

とですが、訪問看護師、ケアマネージャー、介護スタッフ

さんに対して、高齢者の疾病についての勉強会を定期的に

開き、介護にかかわる方々との交流をしたら、訪問診療の

軒数は必ず増えますと申し上げたところ、充分な結果を出

された経験がありましたことを付記します。

また、高齢者施設には各種の催事があり、ボランティアに

混じり地道な交流をされることで、より信頼が生まれます。

 

在宅患者さんを増やすのは、先生が外に出ていろいろな

地道な活動がその結果がついてくると確信しています。

 

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